建築・設備業界の求人需要はとにかく高い!

経済のニュースを見ると、相変わらず「人手不足」という言葉が常に出てきます。とはいえ、人手不足の度合いは業種によって異なります。建築・設備業界はその中でもワーストクラスの人材不足に陥っています。

転職求人情報を手がけるリクルートエージェントの調査(2018年11月)によると、「建設技術者」の転職求人倍率は4.31倍だそうです。求職者1人に対し、4社以上から募集がかかるという計算になります。これは全ての業種の中でトップの倍率だそうです。

「建設技術者」というように、建築・設備業界に携わるには、基本的な建築に対する技術や知識が必要になります。また、オリンピックや災害からの復興で、建設・設備業全体が忙しくなる中で、建築技術者の仕事が楽ということはありません。それにより若い人の中には、敬遠する人もいるようです。このような理由から、需要に対し転職市場に流れる人材が大きく不足することになっているのだと思われます。

しかし逆に考えれば、他業種からの転職を考えている人にとっては非常に有利です。これだけの求人があることを考えると、きちんとした技術を身につければ、転職が成功する可能性は高いでしょう。

建築・設備業界への転職を考えている人は、このチャンスを逃してはいけません。迷うより行動です。勇気を出して一歩を踏み出してみましょう。

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